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だいすき情報局

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<寄稿記事とは>
ポケモンが“だいすき”なユーザーの方に、「ポケモンライター」として、ポケモンに関する様々なテーマで書いてもらった記事です。
今回は、特に『ウルトラサン・ウルトラムーン』の対人戦に興味があったり、バトルを楽しんでいる方向けの記事です。

この記事を開いてくれたみなさん……、アローラ!

前回の記事からだいぶ期間が空いてしまってるので、みなさんから忘れられてそうで不安ですが、やっと帰ってきましたよ。


超超超大人気コーナーのあの…、

「ライバロリバトル講座」

が、つ・い・に、帰ってきました!!!
楽しみに待ってて下さった方、本ッ当にお待たせしました。

「はじめまして」の方もいると思うので、この講座の説明を簡単にしておきますね。
この講座では、ときには読者のみなさまから頂いたバトルでのお悩みについて答えたり、ときには読者のみなさまから頂いたバトル企画などに僕ライバロリがチャレンジしていったりする…というコーナーになっております。

 

前回からは時期もだいぶ変わりまして、3月も終わりを迎えるということでだいぶ暖かくなってきて過ごしやすくなりましたね。

「3月」といえば僕の生まれた月なのですが(露骨な誕生日アピ)、3月…とくに後半に生まれた人はいいことないですよね……。

僕が高校生のときとか、クラスのみんな仲良かったので誕生日の人がいたらジュースとかお菓子とか買って行って祝うというイベントがあったのですが、僕の誕生日は3月の後半……。
春休みに入ってるタイミングということもあり、直接「おめでとう」と言われることは昔からあまりありませんでした(泣)。

また、車の免許とかも18歳にならないと取れないので、損した気分になります。

と、何もいいことがないかのような3月生まれですが、大人になってくると考え方も変わってくるものです。
年齢を重ねるにつれ、人は年を取りたくなくなっていくものです。

3月生まれの人は、他の同年代の人に比べ、年を取るのが遅いのでそれでなんとなく優越感に浸れます。
僕と同年代の3月生まれの人にこの話をすると、けっこう理解してもらえるので、3月生まれの読者のみなさんには楽しみに生きてほしいですね!


おっと、気づいたらポケモンと全く関係ない話をしていました(笑)。
さすがにそろそろ本題に入ろうと思います。
本日は読者の方から頂いた、チャレンジ企画ということで……、

ノーマルタイプのポケモンだけで対戦してほしい!


「ノーマルタイプにはクセのある意外に強いポケモンがいっぱいいます。さまざまなタイプの技を使えるポケモンが多い点と弱点の少なさも魅力です。そういったノーマルタイプでの面白い記事期待しています。」


こちらのお題を提供してくれた、メガミミッキュさん、ポっちゃん!さん、リーフのいしさん、ヒポポポポポンちゃんさん、ありがとうございます。
「タイプ統一」……。イイですね!


僕の仲良いポケモンプレイヤーにも、タイプ統一に拘ってポケモン対戦やってる人いますし、実際ネット対戦してても「タイプ統一プレイヤー」にマッチングしたり、「タイプ統一限定大会」とかも時々開かれてたりするし、人気の対戦ジャンルの一つですよね。

僕も昔は、タイプ統一ガチ考察勢だった時があります。
僕は「ルカリオ」というポケモンが好きなので、「はがねタイプ統一」でやってました。
タイプ統一特有の技チョイス…、例えば「みずタイプ統一」なら、みずタイプポケモンしかいないチームに相手がわざわざ「ほのおタイプ」のポケモンを出してくるわけがないので、あえて「みずタイプの技」を覚えさせず、他の技にするとか……。
タイプ統一特有の考え方、また楽しさってありますよね。

今回は「ノーマルタイプ統一」ということで、僕なりに一生懸命考えてきたので紹介していこうと思います!!!



 

◇バロリ式ノーマルタイプ統一チーム

「ノーマルタイプ統一」……。
何を使おうか迷いましたが、やっぱりノーマルタイプといったらこいつですね!



 

ノーマルタイプ最強と呼び声が高いガルーラを使うことを最初に決めました。(別名:メガシンカが産んだ脅威)

残りはいろいろと、考えて……、



 

こんな感じになりました。

ムクホークの技とポリポリ(ポリゴンZ&ポリゴン2)の並びが珍しい感じでしょうか。


ガルーラ…ノーマルタイプは、「はがねタイプ」が苦手なので、「はがねタイプ」に強く戦える「グロウパンチ」&「ほのおのパンチ」持ち。

ホルード…このポケモンがいないと「攻撃力の高いでんきタイプ」に弱いので、でんきに強い「じめんタイプ」のホルード。
一番使いやすそうな「きあいのタスキ」持ち。
※きあいのタスキ…HPが満タンのとき一撃でひんしになるダメージを受けてもHPを1残して持ちこたえる。

ポリゴンZ…技「テクスチャー」は、使うと自分のタイプを覚えている技で一番上の技と同じタイプにする(この場合は使うとゴーストタイプになる)。
「テクスチャー」で「ゴーストタイプ」になることで、ノーマルタイプが苦手なかくとうタイプに強くなれる。

ポリゴン2…「しんかのきせき」を持ったポリゴン2の耐久力はかなりのもの。
ガルーラやホルードとのコンボも狙える「トリックルーム型」。
※しんかのきせき…進化前のポケモンに持たせると防御と特防が上がる。
※トリックルーム…5ターンの間、「すばやさ」が低いポケモンから攻撃できるようになる。

ムクホーク…特性「いかく」と「ひこうタイプ」で、ノーマルタイプの苦手なかくとうタイプの相手をする。
この「ノーマル統一チーム」の中で、相手のかくとうタイプの技に後出しして戦える唯一のポケモンなのでかなり重要。
※いかく…場に出たとき、相手の「こうげき」を下げる。

メタモン…最後に何入れたらいいか迷ったので、相手のポケモンに変身でき臨機応変に戦えるメタモンをチョイスしました。


メタモンだけテキトー(笑)ですが、この6匹で実際に対戦していこうと思いますだ!!!

 

◇いざ、実戦へ…




ということで実際のレートでの対戦を一部紹介します。
「ノーマルタイプの技」は効果抜群で打てる相手がいないという特徴があります。
そのため相手の手持ちで言うと、「カバルドン」や「テッカグヤ」のような耐久力の高いポケモンを突破するには、ひと工夫加える必要がありますね。

そこで今回は、そのひと工夫を加えられる「ポリゴンZ」と「ガルーラ」。
あとは何出せばいいかわからなかったので、相手のポケモンに変身できる「メタモン」を出しました。(毎回、メタモンだけ雑ですが許して……)

ということで、対戦開始です。




 

最初は、「ポリゴンZ」と「テッカグヤ」ですね。
お互いの技とかにもよるのですが、今回僕の「ポリゴンZ」は、「テッカグヤ」に対して有効な攻撃技を持っていません……。

で・す・が!



 

「わるだくみ」を使っていきます。
この技は特攻を一気に高める技です。
「テッカグヤ」は、耐久は高いですが、パワーはそんなにないため、安心して使うことができます。



 

「テッカグヤ」は、「やどりぎのタネ」を使用してきましたね。
毎ターン、相手のHPを少しずつ吸い取っていく技です。

で・す・が!

「わるだくみ」をした「ポリゴンZ」には、そんなもの関係ありませぇ~~~ん。



 

「ここでゼンリョクのZワザ!!!」
ここでZワザにするのは……、



 

「はかいこうせん」です。
「わるだくみ」&「ウルトラダッシュアタック」&「ポリゴンZ」と特性「てきおうりょく」のパワーをとくとご覧あれ。

※てきおうりょく…自分のタイプと同じタイプの技の威力が上がる。



 

「こうかはいまひとつ」、「テッカグヤ級の耐久」のポケモンでも一撃で倒してしまうそのパワーには惚れ惚れしてしまいます。

「ノーマルZ型ポリゴンZ」は、このような超パワーでの使い方と、



 

「Zテクスチャー」で使うことで、能力値を上げる二通りの方法で戦えるのがオシャレで強いですよね。

ということで、強引にテッカグヤを倒していったわけですが……、



 

新たに出てきた「メガリザードンX」に、「ポリゴンZ」が倒されてしまいます。



 

僕側は新たに「ガルーラ」を出していきます。
「ガルーラ」は耐久が高く、メガリザードンX級の攻撃も耐えることができます。
なので、ここは…、



 

メガシンカして「グロウパンチ」を選択していったのですが、「カバルドン」に交代されましたね。
ですが、破壊神ガルーラの前ではポケモンの交代なんて意味をなしません。
「メガガルーラ」は特性の「おやこあい」で2回連続、攻撃することができます。(さすがに2発目の攻撃の威力は落ちますが……)

「グロウパンチ」は、相手にダメージを与えつつ、自分自身の攻撃力をアップさせます。
「おやこあい(2回攻撃)」×「グロウパンチ(攻撃力アップ)」で、一気に攻撃力を上昇させることができ、こうなってしまった「メガガルーラ」はもはや化け物で、



 

全ての敵を一撃で吹き飛ばしていきます!



 

あとは、攻撃力がかなり上がってる状態の「メガガルーラ」で「メガリザードンX」も倒してしまい、おしおしまいって感じですね。

ガルーラ強すぎ!!!
(さすが、一時期は、みんなにメガシンカポケモンの中でも最強クラスと言われただけのことはあるな……)

せっかくなので、あと一戦うまくいったものを紹介しようと思います。



 

試合運びをしやすくなる「カバルドン」が、最初に来る読みで「ポリゴンZ」。
後ろに、相手の「バシャーモ」対策の「ムクホーク」。
何出すか迷ったので、困ったときの最終兵器「メタモン」という選出にしました。(あいかわらずメタモンだけテキトー……)



 

相手の一番手は、「カバルドン」読みだったのですが、見事に外してしまい最悪の対面を作ってしまいます……。



 

さすがに「ポリゴンZ」をここで失うわけにはいかないので交代します。
「バシャーモ」は、「まもる」の採用率が高く、交代のタイミングで無駄打ちしてくれることを祈ってたのですが、そんな願いも空しく選択されたのは、「とびひざげり」でした。


で・す・が!



 

特性「いかく」で相手の攻撃力を下げていることもあり、余裕をもって耐えることができます。

本来、「ムクホーク」は防御力が高いポケモンではないのですが、あえて防御力を中心に鍛え上げることでメガバシャーモ級の攻撃も余裕をもって耐えることができるようになります。



 

たまらず「メガバシャーモ」から「カバルドン」へと交換してきますが、その交換をしっかりと読んで「とんぼがえり」を選択します。

「とんぼがえり」は、相手の行動を見た後に、こちらのポケモンの交換ができる優秀な技です。



 

「カバルドン」に対し、「ポリゴンZ」を合わせていき、「Zはかいこうせん」でうまく倒していきます。



 

その後、「メガバシャーモ」に「ポリゴンZ」が倒されますが、



 

再び、「ムクホーク」を繰り出し、いかくで展開していきます。



 

ここもきっちり相手の交換を読んで「とんぼがえり」を選択、相手の「ボルトロス」をメタモンでコピーして倒していきます。

「ムクホーク」と「メガバシャーモ」の対面で、相手が交換してくるかどうかはわからなかったのですが、「ノーマル統一」に対して「メガバシャーモ」を雑に扱ってこないだろう読みで、「とんぼがえり」を選択したらうまくハメる形となりました。

あと、こちらの「メタモン」は「こだわりスカーフ」を持っているので、同じポケモン同士の打ち合いで負けることはあまりありませんね。

※こだわりスカーフ…同じ技しか出せなくなるが、すばやさが上がる。



 

最後は「ムクホーク」で、おわおわり。

「ムクホーク」のチームとしての核というか、司令塔としての性能の高さに驚かされる対戦でしたね。

はい、ということで数戦やってみたんですけど、思ったよりは勝てましたね。
「メガガルーラ」「ポリゴンZ」「ポリゴン2」という、普通の対戦環境でも強いポケモンたちを軸に組んだから当たり前のような気もしますが……。(笑)

あとは、「トリックルーム」をうまく使えた試合とかもあったのですが、さすがに記事が長くなりすぎるのでこの辺にしておこうと思います。

今回の記事をまあ参考にしてもらえたり、「タイプ統一」やってみようかなというきっかけになれば僕も嬉しいです。

 
<寄稿>ポケモンライター:ライバロリ
 
ライバロリ
Twitter:@raibarori


1994年3月生まれ。最初にプレイしたポケモンは『ポケットモンスター ピカチュウ』。実況者として日々レーティングバトルをプレイ。焼肉で火力が強いと、「オーバーヒートやべぇ」と感じる。好きなポケモンはルカリオ。

今までの記事はこちら!

ライバロリバトル講座
第1回:「バリヤードでどうしても勝ちたい!」
第2回:「もちものなしでレートバトルに挑戦!?」
第3回:「ミミッキュの育て方」
第4回:「ゴウカザルを活躍させてあげたい!」
第5回:「頭文字がラ・イ・バ・ロ・リのポケモン5匹でバトルして欲しい!」
第6回:「受けループ対策のすゝめ?」
第7回:「メガリザードンXとYの見分け方!」
第8回:「ナマコブシを活躍させてあげたい!」
第9回:「ノーマルタイプのポケモンだけで対戦!」
第10回:「フォルムチェンジしていないロトムの戦い方!」
第11回:「リージョンフォームのポケモンだけで対戦!」
第12回:「“なまけ”のケッキングでどう戦う!?」
第13回:「ライバロリ的かいじゅうマニア!」
第14回:「レジギガスを活躍させてあげたい!」
第15回:「雨を降らさないニョロトノの戦い方!」
第16回:「ピカチュウ&イーブイ、カントー地方のポケモンでバトル!」
第17回:「トルネロス れいじゅうフォルムの戦い方!」
第18回:「キノガッサの“キノコのほうし”対策!?」
第19回:「ノーマルZ持ちのシルヴァディ!」
第20回:「好きなポケモンだけのチーム!」
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