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だいすき情報局

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<寄稿記事とは>
ポケモンが“だいすき”なユーザーの方に、「ポケモンライター」として、ポケモンに関する様々なテーマで書いてもらった記事です。
今回は、特に『ウルトラサン・ウルトラムーン』の対人戦に興味があったり、バトルを楽しんでいる方向けの記事です。

全国の「ライバロリバトル講座」読者のみなさま、アローラ!!!はじめましての方ははじめまして。ポケモンライターのライバロリと申します。

この講座は、読者の皆様から頂いたお悩みやチャレンジしてほしい企画などについて、最強ポケモントレーナー(自称)であるこの僕が応えていくというものです。
 

さてさて、年が明けまして少し経ちましたが新年...2018年の干支は「」です。
僕の生まれた年は1994年でこの年の干支も「」でした。なので今年の僕はいわゆる「年男」になるのですが、生まれた干支とその年の干支が同じであると、「神様のご加護を多く受けれる」縁起のいい1年になると聞いたことがあります。

一方で1994年生まれの男性は、今年2018年は「厄年」でもあり、よくないことに巻き込まれる1年になるという説もあります。

年男でもあり、厄年でもある僕は、もう縁起のいい1年になるのか悪い1年になるのかごちゃごちゃで意味がわかりませんね。ただ「厄年」は1月中程までに「厄払い」に行くことで解決するらしいので、早めに厄払いしてハッピーな1年にしたいです!

どうでもいいですけど、僕がめちゃくちゃ好きなポケモンである「ルカリオ」も見た目的に「戌年」の恩恵を受けそうなので、今年もより、ポケモンを楽しんでいけそうです。
 

はい、ということで「ライバロリバトル講座」第7回目の内容ですが...、

 

リザードン
 

ですね。
(え?あれだけ戌年の話をしといて「イヌ」っぽくないポケモンでてきたやん...。)

「リザードン」はポケットモンスターシリーズの第一作目である『ポケットモンスター 赤・緑』から登場しているポケモンで、今でもかなり人気の高いポケモンでありながら実際のガチ対戦でも使用率の高いポケモンです。今回はこのリザードンというポケモンにスポットを当てていこうと思います。
 

◇2種類の"メガシンカ"を持つ特殊なポケモン

『ポケットモンスター X・Y』から登場した、ポケモンが秘めたパワーを一時的に解放し、通常の進化ではありえない力を発揮する「メガシンカ」。リザードンを含むいろいろなポケモンが「メガシンカ」を新たに習得し強化されました。

そんな中、リザードンは2つの種類にメガシンカすることができます。
※正確には「ミュウツー」も2つの種類にメガシンカすることができますが、通常のレート対戦で使えるのは「リザードン」だけ。



カッコいい...。

ビジュアルも申し分ない上に、2種類のメガシンカという個性的な特徴も持っている。リザードンが各方面で人気な理由がわかりますね。

更にこの2種類のメガシンカ...ポケモンバトルでの特徴も全く違います。

メガリザードンY」はほのお・ひこうタイプなのに対し、「メガリザードンX」はほのお・ドラゴンタイプ。タイプが違うだけかと思いきや、「メガリザードンY」が特攻や特防といった特殊方面の能力が大きく強化されるのに対し、「メガリザードンX」は攻撃や防御といった物理方面の能力が大きく強化されるという違いもあります。

さらにさらにさらに厄介(強い)なところが、ギリギリまでリザードンがにメガシンカするのかにメガシンカするのかわからないところですね。このお悩みについて、みさわさん、ガジガジさん、ユウトさん、はやしんごさん等、たくさんの方からご応募いただきました。ありがとうございます!

実際に、こういったバトルチームの見せあいの段階では、リザードンがどちらにメガシンカするか一目ではわかりません。

メガリザードンY」だと思ってでんきタイプの技で攻撃したら「メガリザードンX」で返り討ちにあったり(はほのお・ドラゴンタイプなのででんきタイプの技の効果がいまひとつ)、逆に「メガリザードンX」だと思ってタイプ上めちゃくちゃ有利な「カプ・レヒレ」(みず・フェアリータイプなので、ほのお・ドラゴンタイプのには強い)を出したら「メガリザードンY」の「ソーラービーム」でやられたとかいうのはよくある話です。

このひとつの読み間違えでオワオワリ...、ゲームエンドまでもっていくだけのパワーをリザードンは持っているのです。
 

◇メガリザードン or の見分け方

ポケモングローバルリンクのシングルバトルにおけるリザードンの項目を見てみると、

リザードナイトYリザードナイトXがちょうど半分半分くらいになってます。。。

ここでリザードンがなのかなのか見分ける方法をいくつかご紹介しようと思います。
※あくまで見分けるためのひとつの考え方なのでご注意を。


■ガブリアスと一緒にいるリザードンは

ガブリアスが物理技をよく使うドラゴンタイプなので、リザードンは違う技範囲を持つが多いという理論です。(これ何故か一番よく目にする理論なんですけど、対戦しててガブリアスとメガリザードンXが一緒にいるチームなんてよく見るし、個人的には全く参考にはならない理論です。)

■でんきタイプの技に弱そうなチームにいるリザードンは

メガリザードンYが相手のでんきタイプに弱いのに対し、メガリザードンXはほのお・ドラゴンという珍しいタイプのおかげででんきタイプのポケモンに強いです。相手のチームのバランスやリザードンの役割を予想し、判断する方法です。

■みずタイプポケモンと一緒にいるリザードンは

メガリザードンYは特性が「ひでり」です。「ひでり状態」はほのおタイプの技の威力を上げるといった効果に加え、みずタイプの技の威力を下げるといった効果があります。なので、メガリザードンYとみずタイプのポケモンは一緒に使うには相性がよくありません。逆にメガリザードンXと耐久の高いみずタイプのポケモンは相性がよく、メガリザードンXだときついいわタイプやじめんタイプなどにみずタイプのポケモンが強く、みずタイプのポケモンできついでんきやくさタイプにメガリザードンが強いのでよく見る組み合わせでもあります。

■物理アタッカー、特殊アタッカーの比率から見分ける

例えばこちらのチームの場合...

ミミッキュ、カバルドン、キノガッサ、ギャラドスが物理攻撃技を主体に戦うポケモンになります。ここでリザードンがメガリザードンXだとすると、チーム6匹中5匹が物理技主体のポケモンということになります。物理アタッカーのポケモンしかいない場合、相手のチームにかなり防御力が高いポケモンがいた場合に勝つことが難しくなるので、バランス的に考えてメガリザードンYだと予想するという判断方法になります。

実際にこの対戦相手の方のリザードンはでした。
もちろん、リザードン以外が特殊アタッカーだった場合はメガリザードンXだろうという、逆の判断をすることになります。

まあよく耳にする論だとこんな感じですね。
 

◇現実

実際の対戦での画像です。

相手のチームにリザードンがいます。今までの理論からいうと、みずタイプのポケモン(ウォッシュロトム、カプ・レヒレ)がいるし、アーゴヨン、ロトム、カプレヒレの3匹が特殊アタッカーに分類されるので、リザードンは物理主体のということになります。

最初の対面はボルトロスvsリザードン。僕はロトム辺りが出てくるだろうと読んでボルトロスを一番手に出したのですが、相手のリザードンがだとすると、でんきタイプのボルトロスでは分が悪いです。ここは、メガリザードンXに強いカプ・レヒレに交換します。

!?



メガリザードンYなんだが!?!?!?!?!?!?
さっきまでの理論どこいった!?!?!?!?!?!?

メガリザードンYは特性「ひでり」のおかげで、本来なら使うのに2ターンかかる「ソーラービーム」を1ターンで使えるので、みずタイプのカプ・レヒレは簡単に倒されてしまいます。



その後、ボルトロス、ルカリオも「かえんほうしゃ」で一撃で倒されてしまい、なすすべもなく敗北しました...。
 

この対戦における最大のミスは「リザードンの型を見誤った」ことです。メガリザードンXだと思い込み、それ前提の選出及びプレイをしたことが負けに繋がりました。

 

◇実戦での対策

さっきはリザードンの型を決めつけてしまったが故に負けてしまったので、今回は決めつけずに対戦しようと思います。リザードン...でもでも簡単に倒せるようになる方法を教えます。

こちらは一番手にジャラランガ、相手はキノガッサですね。僕のチームにカバルドンが入ってるのですが、カバルドンが入っているチームにキノガッサはよく出されますね。

ジャラランガvsキノガッサはジャラランガが有利です。
特性「ぼうじん」により、キノガッサお得意の「キノコのほうし」を無効にできる上に、くさタイプの技も効果がいまひとつなのでかなり強く出れます。



キノガッサ交代で、ジャラランガに相性のいいミミッキュが出てきましたね。

その隙に「ステルスロック」を使います。「ステルスロック」は相手の場にポケモンが出る度に、そのポケモンに少しダメージを与えるいわタイプの技です。いわタイプのダメージを与える技なので、いわタイプが弱点のポケモンには更に大きなダメージを与えることができます。メガシンカする前のリザードンはほのお・ひこうタイプなので、いわタイプの技でかなりダメージを与えられます。場に出るだけで半分ほど体力が削れますね。

この「ステルスロック」という技は、リザードン対策に一番貢献している技といっても過言ではないです。

このあと、ジャラランガがミミッキュに倒されますが

ミミッキュに強い、ハッサムを出していきます。「つるぎのまい」で攻撃力を一気に上げ、勝負を決めに行きたいところですが...、



ミミッキュだとハッサムに勝てないので、ほのおタイプのリザードンが交代で出てきます...

ここでさっきの「ステルスロック」が効いてくるわけですね。リザードンの体力の半分を削り取ります。



交代の隙にハッサムが「つるぎのまい」を使います。この展開までくればもう相手のリザードンがだろうがだろうが関係ないですね。



先制技の「でんこうせっか」でリザードンを倒します。「つるぎのまい」を使ってるので余裕で倒せますね。





あとはキノガッサとミミッキュを「バレットパンチ」で倒して勝ちと!

個人的にはリザードンの倒し方はこれが一番理想ですね。正直、だろうがだろうが関係ない!どっちがきても勝てるようにしておくのが一流のポケモントレーナーです。

今回は技「ステルスロック」に注目しましたが、ポケモンで言うと、ガブリアスやヒードラン、ドヒドイデ等はリザードンがだろうがだろうが相性よく戦えると思います。ガブリアスはリザードンよりも素早さが高くて一撃で倒せる技を持っており、ヒードランとドヒドイデは耐性と耐久の相性がどちらのリザードンにも強く、攻撃を受けきることができます。

結論としては、メガリザードンでもでも勝てるようにしておいて、選出や戦ってる途中でどうしてもか読み切らないと勝てない...!というときには、先ほど書いた見分け方をを参考に、戦うのがベストかなと思います。
 

最後に...もし先ほど書いた方法を参考にして、メガリザードンの読みを外したとしても僕のせいにするのはやめてね!!!!!!(保険はかけれるだけかけておくスタイル)

ライバロリバトル講座では、読者の皆様のお悩みややってほしいお題などを募集中。応募フォームからご応募待ってます!!!

 
<寄稿>ポケモンライター:ライバロリ
 
ライバロリ
Twitter:@raibarori


1994年3月生まれ。最初にプレイしたポケモンは『ポケットモンスター ピカチュウ』。実況者として日々レーティングバトルをプレイ。焼肉で火力が強いと、「オーバーヒートやべぇ」と感じる。好きなポケモンはルカリオ。

今までの記事はこちら!

ライバロリバトル講座
第1回:「バリヤードでどうしても勝ちたい!」
第2回:「もちものなしでレートバトルに挑戦!?」
第3回:「ミミッキュの育て方」
第4回:「ゴウカザルを活躍させてあげたい!」
第5回:「頭文字がラ・イ・バ・ロ・リのポケモン5匹でバトルして欲しい!」
第6回:「受けループ対策のすゝめ?」
第7回:「メガリザードンXとYの見分け方!」
第8回:「ナマコブシを活躍させてあげたい!」
第9回:「ノーマルタイプのポケモンだけで対戦!」
第10回:「フォルムチェンジしていないロトムの戦い方!」
第11回:「リージョンフォームのポケモンだけで対戦!」
第12回:「“なまけ”のケッキングでどう戦う!?」
第13回:「ライバロリ的かいじゅうマニア!」
第14回:「レジギガスを活躍させてあげたい!」
第15回:「雨を降らさないニョロトノの戦い方!」
第16回:「ピカチュウ&イーブイ、カントー地方のポケモンでバトル!」
第17回:「トルネロス れいじゅうフォルムの戦い方!」
第18回:「キノガッサの“キノコのほうし”対策!?」
第19回:「ノーマルZ持ちのシルヴァディ!」
第20回:「好きなポケモンだけのチーム!」
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