2018.01.17【寄稿記事】ライバロリバトル講座 第6回「受けループ対策のすゝめ?」

<寄稿記事とは>
ポケモンが“だいすき”なユーザーの方に、「ポケモンライター」として、ポケモンに関する様々なテーマで書いてもらった記事です。
今回は、特に『ウルトラサン・ウルトラムーン』の対人戦に興味があったり、バトルを楽しんでいる方向けの記事です。


全国の「ライバロリバトル講座」愛読者のみなさま、初めてこの講座を見たよってみなさま、アローラ!!!そして、あけましておめでとうございます。

お正月といえばイベント事もたくさんありますよね。「初売り」とかをやってる店も多く、お買い物にでかけた方もたくさんいると思います。僕もお正月の目玉のひとつ「福袋」がほしくて、年が明けた瞬間から出かけてました。何の福袋がほしかったのかというと...、

勿論、「ポケモン」ですね。

年明け早々、朝の7時過ぎくらいにポケモンセンター メガトウキョーに足を運び(もちろん一人で)、福袋を買いに行ったわけなんですが...、

既に200人?くらいの人がポケモンセンターの前に並んでてびっくりしました。開店時間10時なのに既にこんなに並んでるのかと、メガトウキョーの初売り戦争の恐ろしさを学びましたね...。最終的には500人くらいは並んでた気がします。ひぇ~~~っ;;

3~4時間くらい並んでたのですが(一人でね)、なんとか購入することができました。


袋のデザインからもう可愛いです。中身は、福袋ということで値段の割にはかなりたくさんのグッズが入っており満足でした。毎年、中身、そして袋のデザインも違うみたいなので、来年も時間があったら買ってみたいです!

はい!ということで本題に入ろうと思います。
「ライバロリバトル講座」では読者の対戦でのお悩みから、僕にやってほしいバトル企画などを募集してるので、気になることがあったら下記の応募フォームからじゃんじゃん応募してね!!!

そしてそして、「ライバロリバトル講座」...新年一発目のお題は...、
ポケモンバトルに明け暮れるトレーナーたちの間でよく使われている"俗語"

受けループ


という戦術についてですね。実際に対戦をやったことある方でも、倒し方がわからずに苦戦したことある方も多いことでしょう。「サンサンサン」さん、「ちきん」さん、「めちゃねみ」さん、「Yoku」さん等、たくさんの方から質問が寄せられました。投稿してくださったみなさん、ありがとうございます!

今回はその「受けループの対策方法」ついて触れていこうと思います。

◇戦術「受けループ」について

「受けループ」という単語を初めて聞いたよという方に、この戦術についてわかりやすく説明しますね。

普通のポケモンバトル(シングルルール)では、お互いに6匹の手持ちを見せあい、その中から3匹を選出し対戦します。攻撃技を駆使し、相手の選出ポケモン3匹を先に"ひんし"状態にした方の勝利...。多くの人のポケモン対戦の「勝利」の認識はこれで、実際の対戦でも相手のポケモンを倒しきることを第一としてるので、ほぼほぼこのパターンで決着がつきます。

しかし、「受けループ」に関しては違います。
相手のポケモンを倒すのではなく、自分のポケモンを倒されなくする。
じこさいせい はねやすめ 等のHPを回復する変化技を覚えさせた耐久力の高いポケモンをチームにたくさん組み込み、相手の攻撃を完全に受けきる...倒されなくする。その中で相手を少しずつ攻撃し、相手を削りきるという戦術になります。

クレセリア や ドヒドイデ や ハピナス や グライオン みたいな耐久力の高いポケモンで組まれているチームを総称して「受けループ」と言われています。この戦術の強いところはやはり、未対策の相手に一方的に勝つことができる点でしょうか。倒す方法を知らなかったら、マッチングした時点でオワオワリです。

こういう組み合わせが多いイメージですね。じこさいせい タマゴうみ こうごうせい はねやすめ など、HPを回復する変化技がやっぱり多いですね...。

僕もポケモン対戦をはじめた当初は、グライオンの倒し方がわからずに何度も負けてしまいました。最近の対戦環境では「受けループ対策はしてないと詰むので必須」と言われてるほど強力な構成です。。

あとけっこう勘違いしてる人が多いのですが、「受けループ」という戦術を使ったからといって絶対に勝てるわけではありません。対戦初心者の人ほど、「受けループには絶対に勝てない」という認識を持ってる人が多いです。しかし、実際に「受けループ」を使ってる人の勝率は、高い人でも7割程、大抵の人は5~6割程度と、他の普通のチームを使ってる人と比べても同じくらいです。なので、決して「勝てない」と最初から決めつけるのではなくて、どうやったら勝てるようになるのかというのを模索していくことをおすすめします。

次の項目でおすすめの対策方法をいくつか記してみます。

◇「受けループ」対策のすゝめ。
※対戦相手の方も、もちろんそれを考慮し行動を読んだ上で行動してきます。あくまでも対策の1つになる可能性があるだけでそれだけで勝つことができるわけではありません。

■技 編

・トリック すりかえ
効果:相手と自分がもっている持ち物を入れ替える。

こだわり系の道具(こだわりメガネ、こだわりハチマキ、こだわりスカーフ)とトリックのコンボで相手の動きを制限していきます。こだわり系の道具は、攻撃力や素早さアップといった強力な効果を持つ反面、同じ技しか出せなくなるというデメリットがありますが、それをトリックやすりかえで相手に押し付けます。「受けループ」は変化技メインで戦う戦術のため、こだわりトリックはかなり有効な対策となります。
ただし、メガストーン持ち、Zクリスタル持ちのポケモンに対してはトリックやすりかえが決まらないので注意が必要です。

・ちょうはつ
効果:3ターンの間、相手は変化技を使えなくなる。(攻撃技しか使えなくなる)

「受けループ」は変化技メインで戦う戦術のため、ちょうはつが効果的です。ただし、ポケモンを交代することでちょうはつ状態が解除されたり、ちょうはつしても攻撃の打ち合いをして相手のポケモンを先に倒せるかは状況によります。

・サイコショック エスパー 威力80 特殊技
効果:とくしゅわざだが、自分の「とくこう」と相手の「ぼうぎょ」によってダメージが決まる。

エスパータイプのポケモンは特殊技メインで戦うポケモンが多いので、相手の特防が高いポケモン(ほぼほぼラッキーかハピナス)に対して、物理的なダメージを与えるサイコショックは強力な攻撃になります。ラティオスやカプ・テテフがよく使う印象です。

・一撃必殺技(ハサミギロチン ぜったいれいど じわれ など)

効果:相手がいくら高耐久のポケモンだろうが一撃で倒せる。

しかし、よく外れる。特性がんじょう(主にエアームド)のポケモンには効かない。

■ポケモン 編

・特殊型メガルカリオ

「受けループ」対策といえばみたいなとこありますね。僕も対戦でよく使い、大好きなメガシンカポケモンである「メガルカリオ」です。

メガルカリオ対策によく「ヤドラン」や「ドヒドイデ」といった、かくとうタイプとはがねタイプの技に耐性のあるポケモンがよく出されるのですが、「わるだくみ」で特攻をぐーんと上昇させることにより、タイプ相性の関係なしに無理やり押し切ることができます。

対策としてかなりおすすめの1匹です。


・アーゴヨン

『ウルトラサン・ウルトラムーン』から新たに登場したウルトラビースト「アーゴヨン」です。ルカリオに似た戦い方になりますが、アーゴヨンやボルトロスといった「わるだくみ」を覚える特殊アタッカーは「受けループ」を倒しやすいとよく言われてます。「わるだくみ」を2回使えれば、受けがきかなくなり崩壊することが多いからです。
しかし、アーゴヨンやボルトロスの「わるだくみ」はメジャーな対策なので、相手もそれを読んだ上での戦い方をしてくることが多いので使うタイミングとかが重要になってくるかなとは思います。読まれにくい「わるだくみ」をおぼえるポケモンとかだと決めやすいかもね...…^^

・ほろびのうたメガゲンガー

ゲンガーはメガシンカすることで特性が「かげふみ」になります。

特性:かげふみ...相手はポケモンを交換することができなくなる。(相手がゴーストタイプや特性かげふみの場合は無効)

というメガゲンガーの強力な性能を利用し、相手の耐久ポケモンの交代を縛り、「ほろびのうた」や「みちづれ」で無理やり倒していく型です。

技 ほろびのうた
効果:この歌を聴いたポケモンは3ターン後、「ひんし」状態になる。

耐久ポケモンは耐久が高い反面、攻撃力は低いポケモンばかりなので「ほろびのうた」の3ターンくらいは攻撃を耐えることができます。ただし、メガゲンガーもメジャーな受けループ対策なので相手の方も"逆に"対策してることが多いです。

「おいうちを覚えさせたバンギラス」とかが有名ですかね。

技 おいうち あく技 威力40
効果:相手のポケモンが交代するタイミングで使うと、交代前に2倍のダメージを与える。

さっき紹介したメガゲンガーでは、バンギラスとの相性がよくないので交代しようとすると、おいうち」でやられてしまいます。ので、"逆"の"逆"を呼んで、、メガゲンガーを倒しにきたバンギラスをメガゲンガーで倒すために「きあいだま」とかを覚えさせる人もけっこういますね。

ま、簡単な対策はこんなもんですかね。
他にもいろいろありますが、相手の行動を制限できる技や、「つるぎのまい」や「わるだくみ」などの変化技を使って考えると突破方法が見えてくると思うので頑張ってください。

もう一度言いますが、上記のポケモンを使ったところで絶対に勝てるわけではないので注意してくださいね!

最後に今回、僕も自慢の「受けループ」チームを持ってきたので、見せびらかして本日の講座をオワオワリにしようと思います。

え!?受けループ対策書いてたのに最後に受けループの紹介してオワリ!?

◇ライバロリ自慢の「受けループ」と実戦


いわゆる「偽装」の形を取り込んだチームです。
チームのポケモンたちは、なるべく受けループと呼ばれるものに近いポケモンたちで固めてますが、技構成は"守り"ではなく"攻め"に特化したものとなっております。

「きあいのタスキ」を持ち、安全にステルスロックを使用できるグライオン。グライオンの補助を受け、メガボーマンダやメガバンギラスが相手を一層していくという、時々見かける「受けループ偽装」の戦術ですね。

守り主体の技構成だと思い込んでる相手の思い込みにつけこみ、隙をみて「りゅうのまい」。気づいたときにはもう、時すでに遅しで、相手は敗北していることでしょう。

モロバレルも受けループ偽装っぽく見せるのに一役かっています。大抵の攻撃を1回耐えれる優秀な耐久と、相手のポケモンを眠り状態にする「キノコのほうし」が強力で、相手を眠らせた後に交代したポケモンで「りゅうのまい」を使用するといったシンプルに強い展開もできるようになっています。

「りゅうのまい」を覚えたボーマンダやバンギラスの強さは言うまでもないので、このチームに仕込んだもう一つの攻撃的な戦術を対戦模様と共に紹介します。

バシャーモの入ったパーティ展開との対戦です。ランドロスのステルスロックで全員を倒す準備を整えつつ、交代で出したバシャーモ+何かで暴れて勝つというシンプルで強い戦術の一つですね。

やはり相手はランドロスから出してきました。こちらはランドロスやその他多くのポケモンと対面してもそれなりに仕事ができそうな、ボーマンダから入りました。お互い、特性「いかく」で攻撃力を下げあいます。

メガボーマンダにメガシンカして「すてみタックル」を選択しますが、「いかく」を受けた影響もあり、ランドロスを倒すまではいきません...。

返しの「がんせきふうじ」で素早さを下げられ...、


!?


「だいばくはつ」でダイナミックな相打ちとなりました。

2番手にこちらはバシャーモ以外に有利のとれそうな「ヒードラン」を出しますが、出てきたのはバシャーモ...。

ヒードランではバシャーモに勝てないので、「ヤドラン」に交代。相手は様子見のまもるを選択し、特性かそくで素早さを上げていきます。

次はバシャーモ側がやることがなくなったので、「バトンタッチ」で後続のボルトロスが出てきました。「バトンタッチ」は普通の交代と違い、能力変化を引き継ぐといった効果があります。この場合は、バシャーモの特性かそくで上がった素早さを、後続のボルトロスが引き継いだという形になりますね。

それにしてもこの「ヤドラン」の顔かわいいですね。自分がなんで戦ってるのかすらもわかってませんよこの顔は。

おっと、話が少しそれましたね。
バトンタッチでボルトロスが出てきて...と。

一見、間抜けな顔をしてる「ヤドラン」ですが、ここで必殺のあの技が決まるわけですよ...。

震えろ...

トリックルーム!!!

「トリックルーム」は発動から5ターンの間、素早さが遅いポケモンから先に行動できるようになる技です。攻撃的な展開へとつなげる技なので「受けループ」のようなチームで採用されることは珍しいので、相手に警戒されることなく決まります。
こういう予想外の一手というのは、自分で決めたときも気持ちいいですし、なんといってもドヤ顔指数がかなり高めでやばいです。やばいしかいえないですね。

ヤドランに「れいとうビーム」がありますが、ボルトロスを一撃で倒せるだけの威力がないので、ヒードランに交代してボルトロスの攻撃を受けます。

トリックルームを使用しているので、素早さの遅いヒードランが先手で動き、こだわりメガネを持たせているヒードランの圧倒的オーバーヒートが全てを焼き尽くします。

最後はヤドランでバシャーモを倒して勝ちと。

こういうやりたいことをやれた対戦ってのは楽しいですね。相手の思い込みを利用して裏をかいた戦術ってのは、使ってて楽しいのでおすすめです。

あれ...?
最初「受けループ対策」の話してたのに気づいたら違う話になってたぞ...?

ま、いっか。

今回使ったチーム自体はけっこう強くて、というかボーマンダやバンギラスといったポケモンが強力なので割と勝てました。「ライバロリバトル講座」では使用チームをたびたび載せてるのですが、その中でもかなり強い方だと思いますね。

ということで今回は、受けループの簡単な対策とライバロリ式受けループの紹介でした。
「ライバロリバトル講座」ではいろんなバトル企画やお悩み募集してるので、ぜひ応募してみてください!よろしくお願いしま~す。


<寄稿>ポケモンライター:ライバロリ
ライバロリ
Twitter:@raibarori


1994年3月生まれ。最初にプレイしたポケモンは『ポケットモンスター ピカチュウ』。実況者として日々レーティングバトルをプレイ。焼肉で火力が強いと、「オーバーヒートやべぇ」と感じる。好きなポケモンはルカリオ。

今までの記事はこちら!

第1回:バトル相談「バリヤードでどうしても勝ちたい!」
第2回:ライバロリチャレンジ「もちものなしでレートバトルに挑戦!?」
第3回:番外編:「ミミッキュの育て方」
第4回:バトル相談「ゴウカザルを活躍させてあげたい!」
第5回:バトル相談「頭文字がラ・イ・バ・ロ・リのポケモン5匹でバトルして欲しい!」


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