2017.11.10【寄稿記事】ライバロリバトル講座 第2回「もちものなしでレートバトルに挑戦!?」

<寄稿記事とは>
ポケモンが“だいすき”なユーザーの方に、「ポケモンライター」として、ポケモンに関する様々なテーマで書いてもらった記事です。
今回は、特に『サン・ムーン』の対人戦に興味があったり、バトルを楽しんでいる方向けの記事です。



どうも~、ポケモンライターのライバロリです。

第一回目の「バリヤードでどうしても勝ちたい!」、とても多くの方に読んでもらえた上に多くの反応をいただいたようでとても嬉しく思います。
ありがたいことに早速第2回目の寄稿のチャンスを貰うことができました!
まあ最強トレーナー(自称)なんであたりまえといえばあたりまえなんですけどねw

この「ライバロリバトル講座」では、主にみなさんからのバトルのお悩みや、いただいたお題に僕が挑戦していく記事を執筆していきます。
下記リンクより、講座への応募を随時募集してるので、ぜひみなさんドシドシ応募よろしくお願いします!!!


そういえば、11月に入りまして、『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』の発売も近づいてきましたね!
ポケモントレーナーのみなさんはもう予約などされましたか???
新しいゲーム内イベントや新しいウルトラビーストなどの発表もされており、僕もとても楽しみで2本とも予約しちゃいました。

更になんと!!『ウルトラサン・ウルトラムーン』には今までのポケモンシリーズの全ての伝説ポケモンが出現し捕まえることが可能みたいです!!
「今からポケモン対戦を始めたいのですが、どの作品から購入するのがいいんでしょうか?」という質問を受けることが多いのですが、これだけの種類の強力な伝説ポケモンが出るのであれば『ウルトラサン・ウルトラムーン』から購入して始めても遅くないです!!
公式ページにも書かれてる通り2つのソフトで少しだけ出現するポケモンが違うみたいですが、僕の場合どっちかを選べと言われたら・・・、

僕は伝説ポケモンだと「ボルトロス」というポケモンがとても好きなので、ボルトロスが出現する『ウルトラムーン』かなあて感じです。

ポケモンって購入するソフトによって出現するポケモンとかが違うのでどちらを購入するかとても迷いますよね・・・。

2本ソフトを購入しておかないと伝説のポケモンとかが手に入れられないので、僕はやっぱ2本買いです・・・。

それはさておき、今回第2回目の内容は、、、

「ライバロリチャレンジ」で応募いただいた
「6匹全員、もちものなしで勝てるのか?」

というものです。
ニックネーム「おにごーり」さんと「シェイ」さんからいただいたアイデアなのですが、これはかなりいいお題ですね。ありがとうございます。僕自身、もちものなしで対戦したことはまだ一度もないのですが、達成できなさそうでできそうなギリギリのライン・・・とりあえずまずは考察からしていこうと思います。

◇もちものがなしだとどうなるのか・・・

まず、「メガシンカできない!!!!!」
ポケモンの能力を爆発的に引き上げるメガシンカは、「メガストーン」という道具を持たせることでできるようになります。
が、当然の如く、今回はもちものを持たせることができないのでメガシンカもできないということになります。
これだけでもかなり厳しそうですよね・・・。

さらにもう少し掘り下げていきましょうか。
バトルにおけるポケモンの強さとは、いくつかの要素が組み合わさってできあがります。

(※一例としてガブリアスを用意しました。ニックネームについてはスルーしてください。)

パッと見でバトルに一番影響してきそうなのは、ポケモンのタイプですかね。
タイプはポケモン毎に決まっています。
次に影響してきそうなのは「HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ」といったところでしょうか。
ただ、これはそのポケモンの性格や育成の仕方等によって多少違ったものになりますが、基本的に大きく異なるということはあまりありません。
ある程度、バトル経験のあるトレーナーなら「ガブリアスの攻撃力はだいたいこれくらいだから~」と見抜かれます。
また、ポケモンの特性も強さの要素の1つですが、1種類のポケモンが持つ可能性のある特性は3種類までなので、こちらもそんなに相手との差をつくるための武器にはなりにくいです。
※上に書いたことは勿論例外もあります。

では、どこで差をつけていくのか・・・、相手の考えの裏をかいていくのかというと、選択の幅の広い「技」や、持たせることで攻撃力や防御力や素早さ等を実質的にパワーアップさせる「もちもの」で差をつけていくこととなります。

例えばここで少し技をイジるとします。

ガブリアスは、ナットレイやハッサムやテッカグヤといったはがねタイプをよく誘います。
ほのお技は相手からあまり想定されないので、相手の予想外の角度から対戦を優位に運ぶことができるようになります。
これが覚えさせる技選択によるバトルでの差の付け方ですね。

次にもちものを持たせてみましょう。
一番わかりやすいのがこの、、、

こだわりスカーフという道具でしょうか。

対戦でよく見るポケモンだと、ガブリアスより素早さの高いポケモンに、ゲッコウガ ラティオス ゲンガー カプ・コケコ などがいます。

こだわりスカーフには、「同じ技しか使えなくなるが、素早さが高くなる。」といった効果があります。
素早さが高くなる ので先ほどあげたポケモンとの素早さ関係が逆転し、びっくり!先制攻撃で相手を倒すことが可能となりますね。

他にはZクリスタルを持たせることで、想定外のパワーで相手の高耐久のポケモンを倒したり、「きあいのタスキ」というHPがまんたんの時にひんしになるダメージを受けてもHPが1残るもちものを持たせることで、予想外の反撃をすることができたりと、、、ポケモンにおける「もちもの」という要素はみなさんの想像以上にバトルに関わってくるということが伝わったでしょうか?

今回はそれを縛るという内容です!!!
いかにそれが難しい内容であるかというものを理解してもらうために、まずポケモンバトルにおけるもちものの重要性についてお話させていただきました。

相手の予想外の角度からの攻撃ができない、相手の裏をかけない
はたしてそんな状態で勝てるのか!?!?!?

◇今回の作戦について


「パワー&パワー&パワー」



パワー最強!!!!!!

さすがにこれだけだと何を言ってるか意味がわからないと思うので、今回使うポケモンを紹介しつつ説明していきます。

今回使うチームはこちらです。

・・・・・。
まあポケモン自体はけっこう強いと思うのですが、
もちもの禁止ということで、もちものなしでも活躍してくれそうなポケモンを選抜しました。

今回注目したのは「特性」ですね。

バシャーモは特性「かそく」。毎ターン終了時に素早さを上げていくという強力な特性です。
この特性と技「まもる」を組み合わせることにより、ほぼ無償で素早さを上げることが可能となります。
素早さを上げることにより本来なら不利であるはずのポケモンに対しても有利に立ち回ることができるようになります。
もちもの禁止縛りのこのルールにおいて、1ターンほぼ確実に行動できるというのはかなり重要なので1匹目にまたチームの中心?としてバシャーモを選択しました。

ミミッキュは特性「ばけのかわ」。
バトルした経験がある方ならわかると思いますがとても強力な特性です・・・。
ばけのかわで相手の攻撃を一度だけ無効にできるというとんでも性能なのですが、それはつまり1ターンはほぼ確実に行動できるということになります。
先ほども言ったようにもちものなしで1ターンほぼ確実に行動できるというのはこの縛りにおいてはかなり重要です。なのでミミッキュを選択しました。

ギャラドスは特性「いかく」。
相手の攻撃力を下げることで、ギャラドス自身へのダメージを減らし、生存確率すなわち行動できる可能性を上げることができます。ギャラドスは能力ももともと高く、攻撃技も豊富で使いやすいポケモンなので単純に活躍してくれるかなと思い選抜しました。

ドンファンは特性「がんじょう」。
HPまんたんのとき、瀕死になる攻撃を受けても「1」HPが残るというこれも強力な特性です。この特性により、1ターンほぼ確実に行動できるので選抜しました。

残りの2匹は特性重視というよりは能力で決めたのですが、ギルガルドは攻撃するときは攻撃特化の能力を持ち、防御するときは防御特化の能力を持っています。攻撃特化時の能力と防御特化時の能力を合わせると通常のレーティングバトルでは使用できない伝説のポケモン達と同等の能力を持っているため単純に強いという理由から選抜。

僕がとても好きなボルトロスはバシャーモのバトンタッチとの相性もよく、この先ほどまでの5匹で対応できない防御寄りのチームに対して、特攻をぐーんと上げる技「わるだくみ」を用いて活躍が見込めるので選抜。

もちものがないので「もちものなしでもほぼ確実に行動できるポケモン」を中心にチームを組んでいった形になりますね。

以上のチームでレーティングバトルを5戦程やってきました。


◇実際の対戦ともちものなしによるメリット&デメリット
※参考までにレートは1800程度です。(2017/11/1時点)

いやあ~、もちもののアイコンがついてないとなんだか寂しく感じちゃいますね~。

初戦はボーマンダ軸の方との対戦。対戦相手の方、よろしくお願いします。

ボーマンダの苦手なでんき・こおり・はがねなどのタイプのポケモンを、他のマンムーやカプ・レヒレなどのポケモンでカバーしてくるいいチームですね。
こういうチームは「交換する」というアクションを多く使うことから、「サイクル寄り」と称されることが多いです。わかりやすくいうと攻めよりは防御に寄せたチームということですね。

防御寄りのバトルをしてきそうな相手にはボルトロスが強く出れるので選出。そのボルトロスをバトンタッチでサポートができるバシャーモ、あと1匹は悩みましたが、技「みちづれ」で相手のポケモンを強引に倒せることに期待しミミッキュを選出しました。
順番は先頭ミミッキュ、控えにバシャーモとボルトロスという形です。

相手の先頭はマンムーでした。
マンムーは「きあいのタスキ(HPまんたんのとき瀕死になりそうな技を受けてもHP1で1度だけ耐える)」を持たせられてる場合が多いので、とりあえずじゃれつくで攻撃しておきます。

おっと。
相手のマンムーは技「ステルスロック」を使用してきましたね。
ステルスロックは新たに場にポケモンが出る度に、少しダメージを与えるという長期戦になればなるほど効果を発揮してくる優秀な技なのです。
ですが本来、マンムーは連続技である「つららばり」を覚えます。
ミミッキュの特性「ばけのかわ」は攻撃を一度だけ無効化できますが、連続技には対応できません。なぜ、相手がここで「つららばり」ではなく、「ステルスロック」を選択してきたのか考えると、

やはり「油断」でしょうか。


マンムーは、ミミッキュのZ技攻撃+攻撃でいつもならば倒されるので「ステルスロック」を選択してる余裕はないのです。
ただし、今回、僕のミミッキュのもちものがないというのは相手にも伝わっているであろう情報。
もちものなしのミミッキュに油断しているが故の「ステルスロック」選択だったと思われます。はたしてこの行動が今後の展開にどう影響してくるのか・・・。

こちらはかわらず「じゃれつく」。攻撃力が下がりました。ラッキーですね。相手は「つららばり」。もちものが技の威力を上げる「いのちのたま」でしたが、攻撃力がダウンしてたので余裕をもって耐えることができました。

その後、ミミッキュの「かげうち」でマンムーを倒し、ボーマンダがでてきます。特性「いかく」でミミッキュの攻撃力がダウン。
ミミッキュはフェアリータイプの技「じゃれつく」で、ドラゴンタイプであるボーマンダの弱点をつくことができます。
ですがここで相手のボーマンダがメガシンカしてくる可能性を考えます。
メガボーマンダは耐久がかなり高く、攻撃力が下がったミミッキュのじゃれつくでは大したダメージを期待できません。
その隙に「りゅうのまい」で攻撃力と素早さをあげられてしまったら手もつけられなくなります。

タイプ相性的にはミミッキュが有利なんですが、ここは冷静に状況を判断し交換を選択します。




ボルトロスがこおりタイプのめざめるパワーを覚えているので、メガボーマンダに大ダメージを与えそのまま倒し、

相手の最後のポケモン、カプ・レヒレが出てきますが、降参を選択され勝利・・・。。

なんと初戦で勝っちゃいました。。。


このバトルの重要ポイントはやはり、「マンムーをミミッキュで倒せた」ことでしょうか。マンムーがいなくなったことにより、ボルトロスの通りがかなりよくなって勝利することができました。
あえてもちものがを持たせないことにより、相手の油断を誘う戦術。

そういうスタイルが確立されれば、もちものを持たせるのが当たり前のバトル環境に新たな風を吹き込むことができるのでは・・・?

という期待を抱き、続けてバトルしてみたのですが、、、

ミミッキュのつるぎのまい+じゃれつくのパワーが足りなくて負けたり、
(パワーアップ系のもちものやZクリスタルなど持っていれば勝てていた可能性がある)

・・・・・・・・・・。
バシャーモのパワーが足りなくて負けたり。
これもメガシンカ等で攻撃力を上げることができてたら倒せてましたね。

という感じでボコボコにされて4連続で負けちゃいました。。。

一方的に負けたというよりはあと数歩。。。
もちものがないことによるパワー負け、「ここであのもちもの持ってたら勝ててただろうなあ」という負け方ばかりでした。

ついさっき抱いた「もちものなしによる新しいバトルの風」の希望はこの4戦が終わったころには消失してました。。。


◇最後に

おにごーりさん、シェイさん、いかがでしたでしょうか!
最終的な結果としては、最強トレーナー(自称)のぼくでも5戦1勝、「もちものはなくても勝てることは勝てるけどやっぱり持たせた方がいい」という結果になってしまいました。
ただ、強いポケモンはもちものなしでも強い、強い戦術はもちものなくても機能するといった発見もあったので、機会があれば

「強いポケモン&もちものなし」vs「進化前のポケモン&もちものあり」どっちが強いのか

みたいな対戦の考察もやれたらおもしろそうだなと思いました。
こういう縛りでの対戦もやってみると意外と楽しいので、現在の普通の対戦に飽きてる方はチャレンジしてみてもおもしろいかもしれません。
それではまた次回、講座でお会いしましょう。

ばいば~い


<寄稿>ポケモンライター:ライバロリ
ライバロリ
Twitter:@raibarori


1994年3月生まれ。最初にプレイしたポケモンは『ポケットモンスター ピカチュウ』。実況者として日々レーティングバトルをプレイ。焼肉で火力が強いと、「オーバーヒートやべぇ」と感じる。好きなポケモンはルカリオ。
©2017 Pokémon. ©1995-2017 Nintendo/Creatures lnc. /GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。


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