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だいすき情報局

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<寄稿記事とは>
ポケモンが“だいすき”なユーザーの方に、「ポケモンライター」として、ポケモンに関する様々なテーマで書いてもらった記事です。
今回は、特に『ウルトラサン・ウルトラムーン』の対人戦に興味があったり、バトルを楽しんでいる方向けの記事です。

全国の「ライバロリバトル講座」愛読者のみなさま、アローラ!

初めましての方も、アローラ!

ポケモンだいすきクラブで、主に「ポケモンバトル」をメインに記事を書かせていただいているライバロリと申します。普段は天才ポケモンプレイヤー(自称)を名乗っていろんなところで活動しております。今回もポケモンバトルの楽しさについて知ってもらえるよう頑張って書きましたので、よろしくお願いします。

えー……、12月も後半ということでもうすぐ「クリスマス」がやってきますね。なんか、「彼氏彼女がいない人はクリスマスは寂しいイベント」みたいな風潮ありますよね。あんまりこの話を掘り下げると悲しい気持ちになる人もいるかもしれないんでやめておきましょう...。
かくいう僕はと言いますと、クリスマス辺りにポケモンの対戦イベント(個人で開催されてるもの)に遊びに行く予定があるので、今年のクリスマスはポケモン友達と過ごすことになりそうです!!!
やはり、「真のポケモン強者」になるためにはクリスマスだのと浮かれずに常にポケモンのことを考えていなければならないと……、そういうことですね。

はい!とういうことで「ライバロリバトル講座 第5回」の内容は……、

名前の頭文字が「ラ」「イ」「バ」「ロ」「リ」のポケモン5匹だけのチームで対戦してください!



 


■チーム完成までの考察

今回は先にチームの紹介をします。完成したチームがこちら



「イトマル!?」

イトマルです。これは悪ふざけとかではなく僕が真面目に考察した結果こうなりました。イトマルはこのチームの核……、といっても過言ではありません。なぜこのようなチームになったのか順に解説していきます。
 

最初は、特に使いたい組み合わせなども思いつかなかったので、頭文字「ラ」のポケモンから考え始めたのですが……、ライコウ、ラティオス、ラティアス、ランドロス など伝説のポケモンも多く、選択肢はたくさんありましたが、かっこよくて強い僕の好きなポケモンでもある「ラティオス」を選択しました。

技はめいそう+3つの攻撃技というオーソドックスな構成ですね。
持ち物のゴーストZですが、ラティオスによく出されそうなカプ・テテフやギルガルドなどのポケモンをまとめて倒せればいいなと思い持たせてみました。

余談ですが、少し前に公開されたポケモンの映画ランキング「推しポケモン映画ナンバーワンはキミにきめた!」で1位になった作品を知ってますか?なんと1位は『水の都の護神 ラティアスとラティオス』だったのですが、そのランキング発表の影響で、近くのレンタルビデオ店でDVDを借りて観て……、普通に涙ぐみました。はじめて見ても、久しぶりに見てもとても感動するのでぜひ!
 

という話はおいといて、続いては「イ」ですね。

イーブイ、イシズマイ、イシツブテ、イトマル、イノムー、イルミーゼ、イワーク、イワパレス、イワンコ、あとイベルタル。

以上からの選択だったのですがパっとするポケモンがいません...全員進化前のポケモンとかだし(笑)。

最初は「イーブイ」を選択し、イーブイ専用のZワザ「ナインエボルブースト」

を使ったチームを考えました。

ナインエボルブーストは、自分の「こうげき」、「ぼうぎょ」、「とくこう」、「とくぼう」、「すばやさ」を2段階上昇させる技です。
技使用後に「バトンタッチ」で後続のポケモンに能力上昇変化を受け継ぎつつ、交代するといったコンボが有名ですね。

「ラ」のラティオスの高い素早さから「リフレクター」「ひかりのかべ」を展開し、自分ポケモンの耐久面をサポート→イーブイのナインエボルブースト&バトンタッチ→エースポケモンへ...という組み合わせは実際のネットバトルでも人気の組み合わせの一つです。

ですが、それだと普通でおもしろくないなと思い、他を探していたところ「イトマル」に注目したわけです。

「ねばねばネット」という技がかなり強く、使用後、相手はポケモンを交代する度に、出てきたポケモンの『すばやさ』ランクが1段階下がるといった効果があります。

すばやさが高いか低いかでポケモンの行動順が決まり、威力の高い技や弱点をつける技を選択し相手を一撃で倒すことができれば、相手はなにもできずにそのターンを終えます。すばやさというのはポケモン対戦でももっとも重要な要素のひとつであり、そのすばやさを操作できる技を持つイトマルに可能性を感じたんです。

イトマルに可能性を感じたんです。

特性:ふみん(ねむらなくなる)も、こういうコンセプトチーム的なもので辛くなりがちな、強力な催眠技をもつ「キノガッサ」などにも抗えるようになる点がよき。
持ち物はねばねばネットを使える可能性をあげるための「きあいのタスキ」です。一撃でひんしになる攻撃も、HP1残しで耐えれるようになる神どうぐですね。
 

続いては「バ」ですね。

バイバニラ、バオッキー、バクーダ、バクオング、バクフーン、バタフリー、バッフロン、バリヤード、バンギラス、バンバドロなど思ったより「バ」から始まるポケモンもいましたが...

「バスラオ(あかすじのすがた)」を僕は選択しました。

正直、「バ」に関してはこのポケモンを使いたい!というのがおらず、先ほどの「イ」でねばねばネットを使うことを決めていたので、相性がよさそうで今まで一度も育成したことのない「バスラオ」を興味本位で選択。

特性「てきおうりょく」が強力で、タイプと同じ技の威力を上げてくれます。アクアテールとアクアジェットの威力が高くなるということですね。

実はこのチームにはバスラオが活躍しやすくなるための隠されたギミックがあるのですが、それはあとで説明するとして...
 

続いては「ロ」です。

「ロ」はそもそもポケモンの数が少なく、ローブシン、ロコン、ロズレイド、ロゼリア、ロトムの5匹しかいません。

しかし「ロトム」が使えるのが大きいですね。
ロトムはフォルムチェンジでいろんなタイプに変化することができる特殊なポケモンです。「ラティオス」「イトマル」「バスラオ」だと、ボーマンダにぼこぼこにされる可能性があるので、ボーマンダに強く出れそうな、こおりタイプのめざめるパワーをもった「ヒートロトム」を選択しました。
 

最後は「リ」です。

「リ」は正直迷いました。何故かと言いますと僕の好きなポケモンの「リオル」と「リザードン」がいるからです。

でも勝つことに重点をおくならやっぱりリザードンかな、と言うことでリザードンを選択。

なんと!ほのおタイプの「ヒートロトム」「リザードン」と並べることで、相手のくさタイプの選出を抑制し、バスラオが活躍しやすくなるという隠されたギミックもあるのだ!

バスラオの苦手な耐久型ポケモンを倒すために、つるぎのまいを持たせたメガリザードンXにしました。
 

以上で頭文字「ラ」「イ」「バ」「ロ」「リ」チームの完成です。
一応簡単にまとめとくと、メイン戦術は「イトマルのねばねばネット→バスラオで暴走」です。
このチームの核は「イトマル」と「バスラオ」の二匹なのです。
以上を踏まえたうえで対戦の方やっていきたいと思います。
 

 

■イトマルバスラオ……、実戦へ

こうやってみると、こちらのチーム5匹しかいないの違和感ありますね。今更だけど。

さっき言ってた基本戦術の「イトマル→バスラオ」でいきますか。
いやほんとに、普段使っていないポケモンを使ってると、相手が何を出してきそうとか予想がつかないんですよ……。イトマル&バスラオだと相手のスイクンとかカミツルギがきつそうなので、最後の1匹はラティオスを選びました。

最初はイトマルvsカプ・テテフですね。
ふつうならばエスパー技で一撃で倒されるとこですが、「きあいのタスキ」があるので強気に攻撃していきます。

「きあいのタスキ」を警戒されたのか、ミミッキュに交代されました。イトマルの攻撃がばけのかわでスカされます。

シャドークローで攻撃されますが、「きあいのタスキ」で耐え、ねばねばネットを展開することに成功します。

この後、ミミッキュにイトマルが倒され、バスラオを二番手に出していきますが、

てきおうりょくアクアテールでミミッキュを一撃で倒していきます!バスラオは意外とすばやさが高くミミッキュよりも先制で行動できます。バスラオ最強!!!



次にバシャーモがでてきてねばねばネットにかかって、すばやさが下がりますが、



まもる+かそくのコンボですばやさを上げられ、ねばねばネットの分が無駄になりますが、バスラオには先制技の「アクアジェット」があります。特性てきおうりょくに加え、持ち物いのちのたまもあるので強烈な一撃をお見舞いしてあげましょう。


……。

耐えられましたね。
返しの攻撃でバスラオが倒されてしまいますが、とくに問題はないです。

最後の1匹ラティオスの攻撃でバシャーモを倒し、



相手の最後のポケモン、カプ・テテフがねばねばネットにかかります。カプ・テテフは「こだわりスカーフ」を持つことが多いポケモンですが、ねばねばネットにかけることでラティオスで安心して攻撃できますね。
※こだわりスカーフ...ポケモンのすばやさを上げる道具

最後はゼンリョクのZワザでカプ・テテフを倒して無事勝利と。
 

バスラオとイトマルが思ったよりも活躍してくれた対戦となりましたね。

 

ここまでの流れをみてるとバスラオめっちゃ強そうやな~と思った方いると思うんですけど...、まあ僕もね、最初考えたときは意外といけそうやなと思ってたんですけどね……、

思ったより攻撃力がなくて悲しい気持ちになりました……(泣)。
いのちのたま+てきおうりょくで、カプ・コケコくらいの防御力のポケモンをギリギリ倒せるか倒せないかレベルのパワーですね。

もちろんこのあと、バスラオはでんきタイプの技を打たれておわおわり(終わり)になりました……。


全部で5戦やったのですが、3勝2敗と思ったよりも戦績は悪くなかったです。3勝のうち全てイトマルを選出しており、イトマルやバスラオ...というよりは「ねばねばネット」という技の強さを認識する機会となりましたね。

この技を使用できる主なポケモンに、ツボツボ、アメモース、デンチュラ、オニシズクモなどがいますが、うまく展開できると一気に勝ちにつなげれるだけの性能があるのでぜひ使ってみてください。


最初、頭文字「ライバロリ」で対戦するという企画だったのに、最後「ねばねばネットのすゝめ」みたいな内容になってるなんだこれ(笑)。
まあまあまあ細かいことは気にしない方向でいきましょう。

僕に挑戦してほしいことやバトルについてのお悩みなどありましたら、応募フォームへぜひ投稿よろしくお願いします。

それでは、また次回のバトル講座でお会いしましょう。ばいばい!

 
<寄稿>ポケモンライター:ライバロリ
 
ライバロリ
Twitter:@raibarori


1994年3月生まれ。最初にプレイしたポケモンは『ポケットモンスター ピカチュウ』。実況者として日々レーティングバトルをプレイ。焼肉で火力が強いと、「オーバーヒートやべぇ」と感じる。好きなポケモンはルカリオ。

今までの記事はこちら!

ライバロリバトル講座
第1回:「バリヤードでどうしても勝ちたい!」
第2回:「もちものなしでレートバトルに挑戦!?」
第3回:「ミミッキュの育て方」
第4回:「ゴウカザルを活躍させてあげたい!」
第5回:「頭文字がラ・イ・バ・ロ・リのポケモン5匹でバトルして欲しい!」
第6回:「受けループ対策のすゝめ?」
第7回:「メガリザードンXとYの見分け方!」
第8回:「ナマコブシを活躍させてあげたい!」
第9回:「ノーマルタイプのポケモンだけで対戦!」
第10回:「フォルムチェンジしていないロトムの戦い方!」
第11回:「リージョンフォームのポケモンだけで対戦!」
第12回:「“なまけ”のケッキングでどう戦う!?」
第13回:「ライバロリ的かいじゅうマニア!」
第14回:「レジギガスを活躍させてあげたい!」
第15回:「雨を降らさないニョロトノの戦い方!」
第16回:「ピカチュウ&イーブイ、カントー地方のポケモンでバトル!」
第17回:「トルネロス れいじゅうフォルムの戦い方!」
第18回:「キノガッサの“キノコのほうし”対策!?」
第19回:「ノーマルZ持ちのシルヴァディ!」
第20回:「好きなポケモンだけのチーム!」
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