さまざまな地方に点在する古代遺跡。その古代遺跡の端々に見られる証拠から、現在より技術の進んだ“超古代文明”が存在していたのではないかという説が浮上している。
古代遺跡とは、古き時代に建造された建造物。洞窟や塔から古代都市まで規模はさまざまだが、共通して言えることは「高度な文明があったことを匂わす記述があること」「ポケモンが神として祀られているということ」だ。
世界の謎を解くカギは、ポケモンにあった!
さまざまな地方に点在する古代遺跡。その古代遺跡の端々に見られる証拠から、現在より技術の進んだ“超古代文明”が存在していたのではないかという説が浮上している。
古代遺跡とは、古き時代に建造された建造物。洞窟や塔から古代都市まで規模はさまざまだが、共通して言えることは「高度な文明があったことを匂わす記述があること」「ポケモンが神として祀られているということ」だ。
我々は、超古代文明の謎に迫るべく、イッシュ地方の「かいていいせき」を調査することにした。文字どおり、海底深くに沈んでおり、潜らないと行けないため、ポケモントレーナーのガイドであるリメインさんの協力を得て、撮影を開始した。すると、そこで我々は衝撃のものを発見する!
古代文字だ。かいていいせき内の壁には、謎の古代文字が刻まれており、それがいくつも点在している。リメインさんいわく、これは宝を記す暗号となっているらしい。ある人物から教えてもらったという解読方法を用いてみると、こんな感じに読むことができた。
解読したが、依然謎の言葉のままだ。リメインさんもここまでしかわからないとのことだったので、宝探しは中断し、遺跡の調査を再開した。が、遺跡の内部は複雑で、ときおり強力な水流によって水上へと押し戻されてしまい、調査は困難を極めた。特に最深部に行くことが難しくなっているようだ。これは、超古代文明の存在を隠そうとする古代人の仕掛けではないだろうか。数時間調査を続けたが、大きな進展はなかった。
その後、リメインさんからかいていいせきより発見した道具を見せてもらった。3000年程昔に作られたという「こだいのきんか」や「こだいのツボ」に混ざってさまざまな絵が記されたプレートが発掘されている。どれも用途が不明なものばかりだという。現代の技術では解明できないこの物たちが、まさに超古代文明が存在したという証拠ではないだろうか。では、どこからその高い技術はもたらされたのだろうか。未来から来たと考えれば、辻褄が合わなくはないのだが……。
我々がさらなる調査を続けていたある日、送り主不明の手紙が届いた。手紙には一言だけ「文字を調べてみろ」とだけ記されていた。我々は、その謎のメッセージを頼りに、遺跡にある文字を調べることにした。
先日調査したかいていいせきにあった古代文字以外にも、主に2つの古代文字が使われている。1つは無数の点を使って書かれた文字だ。カントー地方の「てんのあな」と、ホウエン地方の「おふれのせきしつ」などで見ることができる。この点字を解くことで、特別なポケモンと出会えると言われている。
もう1つが通称アンノーン文字とよばれる古代文字だ。ジョウト地方のアルフのいせきで確認することができる、ポケモンのアンノーンの形とよく似た文字である。
アンノーンの姿は文字と同じく28種類確認されており、現在の研究でも、文字が先に生まれたのか、アンノーンに真似て文字が造られたのかは解明されていない。またタマゴが発見されていないポケモンのため、一部の研究者からは「ウルトラビーストと関係があるのでは?」との新説も出てきている。もしかしたら、このアンノーンを研究することによって、古代遺跡の真実に迫れるかもしれない。我々の挑戦は、まだまだ続くのだ。
あるポケモントレーナーの不思議な体験を、お話ししよう。彼は幻のポケモンのアルセウスといっしょに、アルフのいせきにいたという。
それが、急に目の前が暗くなると、別の場所へとテレポートしていたらしい。そこは、遠く離れた“シントいせき”。シンオウ地方とジョウト地方の文化が融合してできたという遺跡内部には、アルセウスを祀るために造られた「みつぶたい」という神聖なステージがある。そこにアルセウスが上がることで時間・空間・反物質が交わり、世界が生まれたという伝説が残っている。
またアルセウスは、時間を司るディアルガ、空間を司るパルキア、反物質を司るギラティナを誕生させることができると言われている。