ミュウとミュウツーのヒミツ 〜研究員カズキのレポート〜

04:だれがミュウツーを生み出したのか?

グレンタウンで調査を続けると、「ポケモンやしき」の持ち主は「フジ」という人物だと判明した。「フジ」で思い当たる人物といえば、ポケモンに関するさまざまな研究を行う「ポケモン研究所」を創立し、ワタシのあこがれのポケモン研究者である「フジ博士」である。

おそらく、フジ博士は、ポケモン研究所からも近いこの「ポケモンやしき」で、ポケモンの遺伝子の研究を行っていたのだろう。そして、ミュウツーの遺伝子操作をくり返した結果、ミュウツーは手に負えなくなって暴走してしまった。その後、ミュウツーとともにフジ博士の行方もわからなくなった……と思われていた。

しかし、グレンタウンの調査を続けた結果、グレンタウンジムで気になる写真を発見した。ジムリーダーのカツラとかたを組んで写真に写った老人、その人の名前はフジ老人というらしい。しかし、この老人は現在は、グレンタウンには住んでいないという。

その後、現在のフジ老人はシオンタウンに住んでいることをつきとめ、直接事実を確かめるべくシオンタウンへ向かった。カレが住んでいるという「ポケモンハウス」を訪れたが、残念ながら面会することはかなわなかった。

『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』

参考資料

フジ老人とは?

シオンタウンのボランティアハウスに住んでいる老人。捨てられたり飼えなくなったりしたポケモンを引き取って世話をしており、シオンタウンの人たちにしたわれている。

月刊「ポケモンの友」を愛読しており、けん賞におうぼするのが好きなようだ。インタビューは苦手なようで、ポケモンジャーナルなどからの取材も断っているらしい。