ヤドンはいったいどんな生活をしているのか? どう考えて行動するのか? ナゾの多いポケモン・ヤドンのヒミツを、「ヤドンについて語るならボク以外いないだろう!」と、当番組に売りこみに来た、かいじゅうマニアのヒナタさんに聞いてみた!
このヤドンそっくりな着ぐるみを着て、ヤドンの群れに混ざって観察してたんだけど、コイキングとか特定のポケモンじゃないみたいなんだよねぇ。つまり、その辺りにいるポケモンを、テキトーにつっているってことなのよ。
痛くはないみたいだね。ちなみにヤドンのしっぽは、先の白い部分がやわらかくて、根元に近づくほどかたいようだよ。もししっぽが切れてしまっても、しばらくすると元通りに生えてくるから、しっぽが切れたこと自体気づかないヤドンも多いらしいんだ。
ヤドンのしっぽを好むポケモンは、あんまり多くないみたいだね。トリコになっているポケモンというと、やっぱりシェルダーくらいじゃないかな。
ポケモンではないけれど、昔のジョウト地方のヒワダタウン辺りの子どもたちは、あまいモノ欲しさにヤドンのしっぽをなめていたらしいね。最近でも、子どもが遊びでヤドンのしっぽをなめることはあるみたいだけど……、しっぽをそのままなめるのは、あまりオススメしないよ。(笑)
それ、ヒワダタウンでは、ようち園や保育園で、子どもたちに読み聞かせるくらい、おなじみの昔話なんだよ。ヒワダタウンでは、だれでも知っているお話だね。でも、このお話は、ヒワダタウンにだけ伝わっている、超ローカルな言い伝えなんだよね。ジョウト地方以外でも語られている……なんて話は、ボクは聞いたことがないなぁ。
そうそう!それね!確かに気になるよね。だけどシェルダーが巻貝になってしまうことに関して、詳しくは明らかになっていないんだよね。そんな不思議なみりょくがあるから、ボクもヤドンのことが大好きなんだ❤
ヤドランのしっぽにかみついているシェルダーは、しっぽを味わうことに夢中だから、会話はしていないんじゃないかな。 ヤドキングの場合だけど、知性がありすぎるから、「頭にかみついているシェルダーがいなければ、そもそも自分はいなかったのではないだろうか?」「じゃあ自分は何のために存在しているのか?」「こんなことを考えている自分は、実はシェルダーの空想の産物ではないか……?」って考えることに夢中になって、何もできなくなってしまうらしい。だから、ヤドキングは頭にかみついているシェルダーのことは、考えないようにしているみたいだよ。 ヤドラン、ヤドキングとシェルダーが仲がいいかどうかはねぇ……おたがいの気持ちしだいだし、ボクには、わからないね。(笑)
シェルダーはヤドランのしっぽのうま味が大好きだから、自分から外れることはありえないと考えられているんだ。戦っている最中にヤドランがはげしい攻撃を受けて、うっかりシェルダーが外れてしまった……という目撃例はいくつかあるみたいだけど……残念ながら映像の記録は残ってないんだ。しっぽからはなれた巻貝型のシェルダーも発見されていないし、ヤドランからもどったヤドンがいるなんて、ボクには信じられないけどね。
あぁ!アレ!すごく話題になってるんだよね! すごい人数の予約待ちになっているみたいだよ。ボクもヤドンの研究家として、半年後に予約を入れてるんだけど、まだ食べたことがないんだよね。「〜アズール湾産 ヤドンのしっぽのブラショーレ エクストラバージン オレンオイルをぬりたくった オカルト少女を不安げにみつめていたゴースの ウタンのみフリッジをそえ忘れて〜」って料理は、本当においしいのかな?
ジョウト地方のヒワダタウン辺りにある小料理屋でも食べられるけど、他では聞いたことがないなぁ。そこで食べられるヤドンのしっぽの料理は、独特の風味があるから、好きな人は「う〜ん、たまらない!」って大喜びで食べるんだけど、たいていの人は顔をしかめちゃうんだよね。実はボクもあの風味がちょっと苦手なんだ。(笑)
その昔、食べ物が少なかった時代には、貴重な保存食とされていたみたいだね。ヤドンのしっぽから取ったダシは、甘口で奥深い味なのでオススメするよ!