環境で姿が違うポケモン

ベトベター、ベトベトン

とじる

アローラ地方の人口増加にともなってゴミ問題が深刻化した際に、ベトベターがほかの地方から連れてこられた。アローラ地方のゴミ処理場には、100匹を超えるベトベターがおり、アローラ地方で出されるゴミは、すべてベトベターの食料となっている。ゴミを主食としているうちに、体質が変わり、姿も変化していった。歯のように見えるのは、食べたゴミの毒素が結晶化して硬くなったもの。この結晶は、分解する方法が解明されておらず、触れるだけでも危険とされている。いつもはゴミを食べているベトベターだが、常に空腹状態で、ゴミがなくなると、あたりの人工物も食べ始めてしまう。

※『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』より

手あたり次第あたりのものを食べ続け、空腹を覚えると暴れだす。この食欲は、常に毒素を補給していないとエネルギーを維持できないからだと考えられている。多種多様なゴミや人工物を食べ続けているため、体内に毒素が蓄積し、化学変化を起こして、さらに新しい毒素を生み出す。ベトベターと同じ毒素の結晶が、口だけでなく体中から露出しており、ベトベトンは、これをキバやツメのように使い攻撃する。アローラ地方のベトベターやベトベトンは毒素を体内で生成しため込んでいるので、ほかの地方のベトベターやベトベトンと違い、近づいても嫌な匂いはしない。

※『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』より

ナリヤ博士
ベトベター、ベトベトンが作り出す猛毒の結晶は、簡単にはがれます。落ちている結晶に触れると危険なので、見つけても絶対に近づかないように。