夜中に人のカゲにもぐりこみ、少しずつ体温をうばうらしい。急にまわりが寒くなったら、背後にかくれたゲンガーがいるかもしれない……。
人々の「こわがる心」を、首の赤い玉で吸収して、栄養にしていると言われている。暗やみの中で、たくさんの赤い光が見えたら、それは「こわがる心」をねらうムウマかもしれない!
どうくつの暗やみにひそんでいる。するどいツメで、宝石をほり出して食べているうちに、目が宝石になってしまったらしい。食べた石にふくまれる成分が、体の表面にうかびあがってくるようだ……。
捨てられたぬいぐるみが、強いおん念によりポケモンとなったと言われている。ゴミ捨て場を住みかにして、自分を捨てた子どもを、探しているという……。
人やポケモンのタマシイが固まって生まれたポケモン。タマシイの道しるべと言われており、フワンテを持っていた子どもが、突然(とつぜん)、消えていなくなることがあるという……。
デスカーンに近づいた人間は、かんおけのような体に飲みこまれ、ミイラにされてしまうらしい。近寄った墓ドロボウが、体の中に閉じこめられてしまうことも……。
明かりをともし、道案内をするように見せかけながら、その人の生命力を吸い取ると言われている。歩いているだけなのに、ずいぶんつかれたと思ったときには、もう……。
シャンデラのほのおに包まれると、タマシイが吸い取られ、燃やされてしまい、あとにはヌケがらの体だけが残ると言われている。どんなに優しゅうなトレーナーでも、一歩まちがえば……。
成仏できないタマシイを、かぼちゃの体に入れているらしい。日暮れとともに動き出し、さまようタマシイを成仏させるため、死者の住む世界へ運ぼうとしていると言われている……。